音: 2007年11月アーカイブ

【c-les selection】Garage Classics 1/100

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全国Larry Levanファンの皆様、大変長らくお待たせいたしました。Dee-Sです♪

日本も含め世界中で現在も愛され続ける伝説のDJ、Larry Levanが好んでPlayした名曲をc-les的視点でreviewする企画。筆者もかなり昔の話になりますが、その昔Endmaxというクラブが飯倉交差点近くに御座いまして、その時にLarryのPlayを生で聴く事が出来ました。当時高校生でマセガキな私は非常にラッキー、そして何故かLarryと同じ誕生日なので親近感が御座います。


そんな余談はさておき、第1回はコレ(笑)!!

R-199186-1073421006.jpgのサムネール画像・Loleatta Holloway / Strong Enough

この作品を最後に彼は天に召されました。遺作となる本作は超豪華なLarryとFKのremixというトンでもない代物。92年当時、私も速攻レコ屋でGetして針を落とした瞬間から鳥肌。当然FKのmixも素晴らしい出来なのですが、筆者は断然Larry's dubを好んでplayしてました。絶妙なマスタリング、ダンスミュージックの醍醐味とも言えるコシのある低音と、多すぎず少なすぎず「イイ塩梅」な音の隙間、そして切ない泣きの美メロに思わず目頭が熱くなる今でも大好きなNY Sound!!
無機質+無感情な音楽が蔓延る昨今のダンスミュージック。「愛」の無い音楽は人の心を動かす事など到底無理な話だし、あからさまなLove songはハッキリ言って胡散臭い。この絶妙なサジ加減が本来のNY Gay Soundの象徴とも言える「繊細な感覚」かと思います。


次回をお楽しみに♪
全国中年クラバーの皆様こんにちは。Dee-Sです。

さて、連載記事として不定期で始まったbalearic classicsシリーズも第4回。主にUKヒットとなったBig tune、Underground hit、個人的な思い入れも交えながらご紹介したいと思います。


R-802075-1160244025.jpegのサムネール画像・Quad City DJ's / C'Mon 'N Ride It (The Train)

恐らく日本では中古市場で100円コーナーに有るんだろうな・・・。オリジナルは超激ダサElectro popで聴いているコッチが恥ずかしくなるけど(笑)特筆すべきはErick 'More' Dub。パンチの効いたtribal beatだけで勝手に身体が動くのに・・・それに加えて超old schoolなacid bass lineが逆に今っぽい名盤。ただ、ご注意頂きたいのはAtranticのUS盤2枚組、GER盤、Promo盤にすら入っていないVersionなので、AtranticのUK盤を血眼になって探すように!筆者の所謂「熟成ネタ」のうちの一つです。余談ですが、本国UKでは£8で取引!日本の中古レコード屋はHouse / Trance / Progressiveをゴミ扱いしているので、消費者には「財布に優しい」から大好きです♪






R-2133-1109673816.jpgのサムネール画像・Aphrohead / In the dark we live(Thee Life)

筆者だけでは無いと思います。永遠のCrossover House/Techno Classics!!DJ Pierreの片腕として活躍し、現在はThe End Clubで大人気の「Bugged Out!」のResident DJでもあるFelix Da Housecatの変名プロジェクト。Dave Clarke's 312 Mixを筆者が始めて聴いた時は「Acid Trax」の再来だ!!と大はしゃぎしてました。真っ暗なダンスフロアにスモーク+白色or緑色フラッシュのみでPlayしてたら、自分が持っていかれることも度々有ってry・・・(笑)超低域のBassと硬質で野太いKick、攻撃的なIndustrial Beat、そしてTB303のAcid Bassで昇天・・・。「狂気の宴」とは正にこの事を指すと言っても過言ではないでしょう。筆者のプレイスタイルがこの曲の登場以来、暗黒色を強めていったのは言うまでもありません♪





R-93379-1142043702.jpegのサムネール画像・The Future Sound Of London / Papua New Guinea

全国アナログコレクターの皆様、お待たせいたしましたw
この金色ジャケットのPapua New Guineaにしか収録されていないQube Mixを探している方、非常に多いのではないでしょうか?巷で出回っているのは銀色ジャケットのAndrew Weatherall Mixか、青色ジャケットのSatoshi Tomiie Mixか、はたまたオレンジ色のHybrid Mixが中古市場で主に出回っております。やっぱold school raveを体感した中年オヤジはQube Mixに限ります。パンチの効いたbass lineに当時のDJ SlipmattやShut Up & DanceがPlayしたraveチックなBreakbeats、極め付けに幻想的なあのフレーズ・・・やっぱraveって、このノリじゃないと筆者はしっくり来ないんです!!


それではまた次回も♪



この映像は非常に貴重な記録だ。前回ご紹介したTony Colston-Hayterがプロモートしていたrave cultuerの原動力ともなった89年当時の「Sunrise」の模様なのだが、クラバーはさらなる人口拡大し続け、UKの各地(マンチェスターやリバプールに代表される工業地帯)で様々なwarehouse partyが頻繁に行われるようになった88年~89年、この時期をThe Second Summer Of Love?とマスコミが報じ、所謂一般人をもwarehouse partyに巻き込む事態となった。当然、acid house movementの時と同じようにイギリス警察、タブロイド誌からの弾圧が更に強化、当時お目当てのwarehouse partyで遊ぼうものなら、こんな形で開催場所を調べなければなりませんでした。

1.友人からの口コミ+チープなフライヤー
2.洋服屋で買った品物にフライヤーが添付
3.レコード屋に偶然置いてあるフライヤー

4.海賊ラジオでの宣伝
5.もう色々めんどくさいので告知無し(笑)


1.5の場合は友達から入手する情報なので、大体場所が特定できるパターンなのですが、口コミのみの場合は開催場所が伝言ゲームとなり、殆どの人が車でグルグル迷う羽目になる。大体辿りつけないので、頭にきた連中は駐車場に車を置いてカーステレオを大爆音で鳴らし、partyが始まる(笑)その音を嗅ぎ分けて来た同様に辿り着けなかった連中がpartyに混じり、人が増えていくという有り得ない展開に・・・この状態を俗にmotorway madnessと世間では言っておりました。

2.3.4の場合は、大体警察に1度は踏み込まれたパーティーor目をつけられているパーティー(笑)、しかし若干の集客をプロモーターが望んでいるというもので、ヒドいケースではフライヤーに「○月×日の夜21:00以降にココに連絡して確認しろ」みたいな記載があり、電話してみると留守電のメッセージで「24:00以降にココに連絡して確認してね」と、違う電話番号を教わる羽目になり、この時点で場所を教えてくれない(笑)。さらに24:00になって電話すると「○×通りに看板を持っているヤツが居るから彼に場所を聞いてくれ」と・・・商業無視。そして車に乗り込み○×通りに看板を持っているヤツを探し当てて初めて会場が何処なのかを教わり、無事に辿り着くとそこには想像もしない人数が相当オカシイ状態(爆)で大爆音のフロアで狂喜乱舞しているwarehouse partyに出くわす・・・。と言った感じですwww

筆者は91年にwarehouse partyを体験したのだが、一番強烈な思い出はやはりDJ Fabio & Grooveriderのwarehouse party。山中森の中で「本当にやってんの?」って思いながら目的地に着いたら・・・フラッシュ・レーザーがバンバンで大規模なサウンドシステムを組んでいて(いつこんな設置してたの?って位)有り得ない人数が集まって狂喜乱舞していた光景を目の当たりにして、僕も狂った様に踊りまくりましたwww


続きは次回に♪

皆様こんにちは。Dee-Sです。特別講義も今回で最終回。内容もかなり活字で説明のしにくいGrooveについてご説明をしましょう。


そもそも、Grooveをどうやって出せば良いのか?これはDJにとって大きな壁でリスナーの聴き方も人それぞれ御座いますので、非常に悩みどころの一つだと思います。曲が持つGrooveを最大限に引き出してプレゼンするのがDJのお仕事。当然、その曲以外にもGrooveを持たせる箇所は丁度mixをしている時だと思います。


このmixしている間のGroove感が実はDJの個性がハッキリする重要なポイント。では、より良いGrooveの出し方について筆者が心がけているテクニックをご紹介致します。


・同じ波形のベース、キック同士を混ぜない

良くDJ始めたての頃はこの逆の行動をしてしまいます。これは特にUrei1620でEQの無いmixerでmixすると分かりますが、同じ波形同士を混ぜてしまうと互いの波形がぶつかり、打ち消しあってしまうので完璧にピッチが合っているとスカスカのベース、キックになってしまいますし、あるタイミングでドカンと出たり、引っ込んだりしてしまうので、聴いているほうはイライラしてしまいます。


・完璧すぎるピッチ合わせは逆効果

え?と思うでしょ??でも完璧すぎるピッチ合わせは聴いているリスナーも変な感覚に陥ります。確かに完璧なのは良いんだけど、機械的すぎるmixは何だか味気ないと感じてしまうのです。次に混ぜる曲の方をほんのうっすらピッチ遅めにして調整し、mix最中に手でヘリの部分で押してあげながら合わせるとアラ不思議。絶妙なドライブ感が生まれます。


・前の曲と次の曲のベースをバッサリ入れ替えない

若手DJに良く見受けられる誤った行動がコレ。互いのボリュームが同じ時にバッサリベースを入れ替えているのを見ると、筆者の私はイライラしてしまいます。何でコレがダメなのか?答えは簡単。前の曲のベース、キックのGrooveをいきなり殺しているんです。こうしなければmixが不自然な場合は、そもそも選曲が誤っていますので改善が必要です。mixする時は次の曲のベースをうっすら切って(10時~11時の位置)ボリュームを上げて、同じボリュームの位置で切り替える時に12時の位置にもって行き、前の曲は10時~11時の位置に切る、というmix方法にすると何とも気持ちのよいGrooveが出ますので是非お試し下さい。


・横ノリの曲を大切に!

どうしてもフロアの雰囲気をアゲるには縦ノリの曲を連発してしまいがち。でもね、人が自然と身体が動くのは横ノリの曲なんですわ。絶対に若い時は気が付かないんだけど(hip hopを通過しているDJは別。)この横ノリこそがGrooveのキモ。サラッとピークチューンで横ノリのFunkyなビートを持ってくるDJは間違いなく玄人さんです。


それでは楽しいDJ生活を♪
失速したクラブ・シーンを救ったのは紛れも無くRave cultureだった。80年代初頭からClub cultureとRave cultureは実は犬猿の仲。日本でもこの2つの文化は分けて考えるのが一般的だが、ココで2つの文化の違いについて比較してみよう。


■Club Culture■

・服装 → ドレスアップ
・パーティー → Night club party(合法)


■Rave Culture■

・服装 → ドレスダウン
・パーティー → Warehouse party(非合法)


分かりやすい比較だとこんな感じである。蛇足だが「Rave」という言葉はJamaican idiomであり「Raver」はBlack/Soul musicを支持するクラバーを指して使われていたのが始まり。現在は広幅な解釈がされており、ココ日本ではRaveは野外パーティー、Raverと言えばTrance/Psychedelic/Goa trance musicを支持するクラバーを連想させますよね?


まぁ、大体Warehouse partyを当時プロモートしていた連中は口を揃えて「俺たちを入れてくれるClubがどこにも無かったからWarehouse partyをやっていたんだ」と雑誌・メディアでコメントしていました。そのDIY精神、筆者も恥ずかしながら実践履歴が有るので何となく分かるんですがwww


sunrise_mysterytrip_22oct88.jpg


このRave CultureはClub Cultureがファッションで排除し、更に社会的弾圧を受けアンダーグラウンドに潜っていたのだが、同様にClub Cultureも後追いで同じ土壌に足を踏み入れて犬猿の仲とされていたクラバーが結局一つになり、彼がプロモートするパーティーで新たなRave Cultureが誕生したのだ。

Tony-Colston-Hayter.jpgタブロイド誌から、あまり嬉しくない称号「アシッドのMr Big」を授かったTony Colston-Hayterが主宰する「Sunrise」だ。「Sunrise」は郊外の飛行機格納庫で行われていたwarehouse partyで、料金は£15(安っ!)。88年当時で1万人~1万2000人を動員する巨大パーティーになり、Rave Cultureは更なる道を切り開いたのであった・・・。


続きは次回に♪

全国中年クラバーの皆様こんにちは。Dee-Sです。

さて、連載記事として不定期で始まったbalearic classicsシリーズも第3回。主にUKヒットとなったBig tune、Underground hit、個人的な思い入れも交えながらご紹介したいと思います。


R-35429-001.gifのサムネール画像・Hyper Go Go / High

92年Balearic tune!!まぁ、言わずと知れたRhythm Is Rhythm / Strings Of LifeのRaveバージョンとでも言いますか・・・。UKでは大ヒットしてDeconstructionから後にライセンス盤でも登場し日本でもそこそこのセールスを記録した名盤、当時のA&Rの方は名前をすっかり失念してしまいましたが、かなりヤリ手で有名な方だったんですけど、94年にMDMAのOver Doseで死亡、その後はRed JerryがA&Rを引き継ぎ巨大レーベルにのし上げて行きましたが、残念な事に2003年のダンスミュージック・ショックの余波を受けて一旦レーベル活動を休止。2006年にmp3 download onlyで試験的に再開し2007年の11月にようやく復活。Hoojは何かといわくつきのレーベルなので、再開後の繁栄、ご健勝を心よりお祈り申し上げますw





R-44781-1100467066.jpgのサムネール画像・Inner City / Hallelujah 92'

しかし、何でココ日本ではこの曲がゴミトラックなんでしょうかね・・・UKでは意外とイイ値段で取引される隠れた名盤。当時MTVでもガンガンPVが流れていたこの曲はLeftfieldがremixを担当し、大体ダンスフロアでこの曲が流れたら皆が口ずさんでバンザイ!!って感じだったんですけどね・・・。筆者思い出の一曲、胸を締め付けられる様な哀愁タップリのヴォーカルに心奪われ、ダンスフロアで感動の涙を流したものでした。










R-780200-1168014443.jpegのサムネール画像・Ability Ⅱ / Pressure

この作品は90年に流行したBleepの傑作。日本ではDeep HouseのDJがこぞって早い時間にheavy playした隠れヒット曲。B面に収録しているPressure dubがヤバい。真っ暗なダンスフロアにスモーク焚いて青色フラッシュ+緑色のレーザーで演出すれば、リスナーはたちまち宇宙空間へドップリ浸る事になるでしょう。筆者はこのオリジナル盤を買い損ねて後にライセンスで再発されたOuter Rhythmの盤を所有しています。日本の中古市場ではゴミ扱いでしたが、最近何故か再評価されイイ値段がついています。






今回はこの辺で♪
皆様こんにちは。Dee-Sです。特別講義も今回で第4回を迎えましたが、議題はグッと踏み込んで他人と差をつける音質についてお話をしましょう。



恐らく最近のDJはCDJ、もしくはPCDJでプレイする方が大多数かと思われますが、筆者の私は未だAnalogが8割、CDJが2割です(笑)コレには少々、訳がありまして・・・

cdj-1000.jpg
先ずCDJと言えば現場のスタンダードアイテムはPIonnerのCDJ1000なのですが、コイツの微調整する時にターンテーブルでいう「ヘリ」の部分を指でやりますよね(写真赤色矢印部分)?その「ヘリ」を触った後の変化に若干遅れが有り、未だにその遅れに違和感が有り戸惑うんです。これは慣れの問題なのですが、20年近くもの間慣れ親しんだターンテーブルSL1200シリーズからの移行が自分自身出来ていません・・・。


余談はさておき、今回のテーマである「音質」。因みに筆者の場合はCDJでプレイする際には当然MP3の曲は使いません。WAV(AIFF)のクオリティが最低妥協ラインで、現場でホコリ、針飛びのリスクを抱えているにも関わらず、ANALOGの音質に勝るものは無いので、このご時世でも未だANALOG派です。デカ箱でプレイしているDJは筆者の意見に賛同すると思いますが、何で?という読者も多いと思うのでANALOGの音質が良い理由をご説明しましょう。


CDの規格はサンプリング周波数44.1KHz、量子化ビット深度16Bit、可聴域20~20000Hzというものだが、この規格に問題がある。当然、世の中に存在する「音」は可聴域などという概念は無く、人は耳だけを使って「聴く」訳ではない。特にダンスミュージックは全身を使って「感じる」ものなので、CDの規格は20Hz以下、20000Hz以上の周波数をカットしている音に不自然さを感じてしまうのだ。ここまではWAV(AIFF)のお話でMP3は更に曲の中で殆ど使用しない帯域を削る事によってデータ圧縮している為、WAV(AIFF)より格段に音質が落ちるのは言うまでも無いでしょう。筆者は敢えてALALOGからPCに取り込んでWavelab(Macの方ならPeakかな?)でSubbassをうっすら加えてwav再保存。皆様も試してみて下さいませ♪


対してANALOGはCDの可聴域20~20000Hzという縛りが無いので当然スピーカーからの出音はCDより立体的に、そして何よりダンスミュージックの肝である「豊かな低音」が前に出る為、フロアで聴くとダイナミックな音像となる訳。ココで少し注意したいのがANALOGのプレス工場の問題。このプレス工場の仕事っぷりが折角の良い音楽を台無しにするケース(カッティングレベルが低い、プレスミス、ChicagoのTraxの様にrecycle vinylを使用、そもそも音質が悪い、etc・・・)も有るので、筆者はプレスが悪い曲はどんなイイ曲でも一切使用しません。(筆者は病的なマニアの為、一時期どこのレーベルはどのプレス会社で注文しているかも調べた事が有り、結論はUSのStrictry RhythmとNervousが発注していたEuropeDiskが最強かな・・・)


便利さが先行して音質を妥協している昨今のダンス・ミュージック。今一度、ANALOGの音質を感じてみては如何でしょうか?worldwideで活躍するスーパースターDJも本音はアナログが一番良いと思っているんですよ。但しクラブ、道中での盗難と度重なる飛行機での移動にストレスが溜まるのでCD or PCにしているだけです。このソースの違いだけで明らかに他人と差が付くので、是非この機会にトライしてみて下さい。しかもANALOG盤はBootlegでしか出せない怪しい+イヤラシイ曲も存在し、dataでは買えない作品も非常に多いので要チェックですよ♪



次回は最終回。どうぞ最後までお付き合い下さいませ♪
はい。毎度どうもDee-Sです。


今日はabstract loungeでpower playしている作品のご紹介。最近、87年~88年辺りのacid / oldschool raveのテイストを感じるトラックや91年~92年辺りのdeep houseの匂いがプンプンするトラックがabstract loungeのresident DJ達のtrendです。


simon baker.jpg・Simon Baker / Gutterlevel // Bandit

20/20 visionは本当に良質なレーベルで痒いところに手が届く、正にこんなテイストのトラックを待ってました。野太いold schoolなシンセ音色とファンキーなシーケンスでグイグイ引っ張るGutterlevel、一方のBanditはドラムパターンがold schoolで筆者は懐かしい!!と感じるんだけど、コチラもまた違ったファンキーなビートとイナタい80’sシンセでダンスフロアに居る誰もがついつい身体を動かしてしまう魔法の逸品。最近のClick / Electroに食傷気味な方は絶対新鮮に聴こえる事でしょう♪


Mental Overdrive.jpg・Mental Overdrive / Run to the hills

激Funky!! やっぱ横ノリ大好きなオヤジDJ(爆)はこういうサウンドに「Rave」を感じてしまいます。勿論筆者はDirty Haze 'Run to NYC' mixをチョイス。浮遊感タップリpadシンセとエレ・ディスコの見事なまでの融合、そして細かい生ドラムの打ち込みとロッキンなギター、ブリブリに効いたベース、極めつけはブレイクのドラム乱れ打ちで盛り上がらない訳が無い!!筆者のpeaktime party tuneで御座います。Hooj傘下のAir Tightは本当に良質な曲をリリースしているんだけど、ココ日本ではイマイチ評価されていないんだよなぁ・・・Bugged Out!好きマストアイテム♪

Eurasia.jpg・Mark Romboy VS. Guy Boratto / Eurasia

Mark Romboyも本当に良質なトラックのリリースと様々なアーティストとコラボレーションを精力的に展開しているので、筆者お気に入りのアーティストです。今回は何とKompakt等から良作を立て続けにリリースしているGuy Borattoとのコラボレーションでそれぞれの持ち味を生かした好作品に仕上がっております。Marc RomboyのmixはElectro風味のdeepで重厚な味わい、一方のGuy Borattoは一味違うdeepな質感にメランコリックなんだけど暗くないprogな味わいで筆者はどちらもグッと来てしまいました。



それでは♪

全国中年クラバーの皆様こんにちは。Dee-Sです。

さて、連載記事として不定期で始まったbalearic classicsシリーズも第2回。主にUKヒットとなったBig tune、Underground hit、個人的な思い入れも交えながらご紹介したいと思います。


R-62205-001.jpgのサムネール画像・Gypsy / Funk De Fino

94年のProgressive underground hit!!実はUKのみならずUSでも大ヒットし、今でもThe Loft Classicsとしてプレイされる本作はブレイクビーツでDeepなシンセで独特の浮遊感で陶酔モードへと誘う秀作。Josh Winkの変名プロジェクトでリリース前から話題作だったのですが、当時NervousからリリースされたHigher State of Consciousnesが空前のヒットを飛ばし、この作品がLimbo、Nervousの両レーベル間の契約問題で拗れてしまい、お蔵入り寸前の状態になりかけ、いわく付きの作品となりましたが、2007年に待望の再発!是非この機会にGetして下さい!!








R-150-18523-1094660877.jpgのサムネール画像・Kamasutra / Night walk

イタリアのHouseクリエイターの中でも当時最高に光っていたAlex Neriの傑作。この前にリリースしていたRunning Awayも日本のHouseシーンで大ブレイクし、やっと日本でもヨーロッパのHouseがウケる様になって個人的に嬉しかったんだよなぁ・・・。当時はDeep Houseとして紹介されてましたが、今を思えばこんなにProgressiveな作品が94年に出たなんてオーパーツ以外の何者でもないでしょう。シンセオタク(特にWaldolf好き)には堪らない1枚なので。中古市場で見つけたら是非ともアーカイブ代わりにwww








R-150-119439-1149852899.jpegのサムネール画像・Virtualmismo / mismoplastico

92年underground hit!! もうSashaが当時バンバンPlayしていて、このバカっぽいフレーズで当時大フィーバーしてましたwww
しかもrave classicsにもなるので、UKではエライ高値で取引される超レアアイテム。30代中盤~後半にUKで遊びまくっていたハードコア・クラバーの皆様。聴けば納得の隠れた名作です。つい先日、UKのレコ屋Hard to find Recordで見つけて値段をチェックしたらアナタ・・・£60は間違い無くナシでしょ!!筆者が売りに出したい位です。倉庫漁らなきゃwww









今回はこの辺で♪
IbizaからBalearic beatを持ち帰った4人の精鋭達(前編参照)はUKでacid houseフリーク絶好の受け皿となり、87年のイビザ・シーズン後には各地で非合法パーティーが頻繁に行われ、徐々にBalearic beatは浸透。遂にはi-dやFACEといったストリート・カルチャー誌で報道するほどの規模となり大衆レベルにまで発展した。

img1141551241.jpg

そして同時に警察は非合法パーティーとドラッグの取り締まりを強化させ、何と大きなパーティー会場周辺には200人規模の警察がバリケードを設置したり、プロモーターの電話回線を切断したり、休日のpartyは一切禁止、合法化されたクラブで雇われているDJをpartyで雇わないと営業許可書を没収とか・・・もうメチャクチャ。更にメディアの過激な報道でクラブ経営者とドラッグを結びつけて個人攻撃をしたり、クラバー=ドラッグ常習者というようなレッテルを張り、社会的弾圧をされる等・・・今考えるとトンデモナイ事が起きていました。しかもこの社会現象、たった1年間での出来事!日本では全く考えられないスピードでこのムーヴメントと社会的弾圧が行われていたのです。(この弾圧を後にタブロイド・ヒステリーと呼ばれる事となり、何と新聞の社説にまでクラブ・シーンへのネガティブ・キャンペーンをしていました。日本ではまず考えられません!!)


後にPaul Oakenfoldは雑誌で「クラブシーンは衰退したのではなく、メディアが抹殺したんだ」と当時、怒りをぶちまけながら語り、シーンから一度姿を消す事になる。とは言っても単純に「現場」から離れて本業のプロダクション・ワークに専念していただけなのだが、このヒステリックとも言える社会的弾圧の影響を受けて一旦UKのクラブ・シーンは失速という結末を一旦(笑)迎える。


しかし、ココまで急速的に人口を増やしたクラバーがこんな事で腐るわけが無いのが当時のUK。想定外とも言えるクラバー人口の肥大化、鬱憤が蓄積した彼らのハンドリングなんて当然出来る訳は無く、アンダーグラウンドに潜ったシーンは後にrave cultureとして、その産声をあげ一気に爆発する事となる・・・。


続きは次回に♪

皆様こんにちは。Dee-Sです。

良く、クラブDJの仲間やクラバーとの雑談をするなかで「○◎×△って終わったよね~」という言葉を耳にする。果たして本当に終わったのだろうか?を今日は検証してみましょう。


確かにダンスミュージックのトレンドは移り変わりが激しい。特にUKはファッション感覚でマスコミが一斉に報じるので、読者の皆様も流行に敏感な方はトレンドに流されてしまうでしょう。しかしながら、このマスコミの手法はごく一般的な法則で消費を促しているに過ぎません。その手法とは実にシンプルで、「新しいトレンドを生むには、一つの時代遅れを作ればよい」という事。最近読んだ某誌では「長すぎたエレクトロ」という記事を一読したけど、筆者の私は「あ~、はいはい」というレベルでしか感じていないし次のトレンドをせっせと作る為の布石だな・・・という感想しか出ない。



そして、シーンをダメにする抜本的な問題に触れないのがマスコミの手口。


ココからは筆者の持論だが、特定のジャンルに「終焉」は無い。特定のジャンルがつまらなくなる最大の理由は本当に素晴らしい曲のグルーヴをまねてコマーシャル・ヒットを狙うダメ・クリエイターの存在と粗製濫造、金儲けだけしたいダメ・レーベルの青田買いが「○◎×△って終わった」を生み出すのだ。この事を指摘するマスコミ/レーベル/DJ/Artistが少なくなってしまったのは本当に嘆かわしい限りだ。当然、世の中で「終わった」というレッテルを貼られたジャンルにも素晴らしい曲はワンサカ有るのにマスコミの一方的とも言える印象操作でクラバーに「終わった」感を植えつけてしまい、逆に素晴らしいアーティストを埋没の危機に晒してしまう。


トレンド操作は一定の消費を促す重要なアクションではあるが、諸刃の剣である事も理解しなければならない。当然、筆者の私もトレンドを静観しているが、最終的には自分の感覚でトレンドを「利用する」というスタンスだ。決してトレンドに乗る事がカッコいい事では無く、そのトレンドを利用して自分を昇華させて更に新しいGrooveを提供する事が本当にカッコいい事では無いだろうか?


ですので、自分から窓口を狭くする行為「○◎×△って終わった」は厳禁!!って事で♪


それでは♪
名称未設定-1.jpgのサムネール画像



 さて、今週もこの時期がやってまいりました。11月3日の土曜日はストリーミング配信♪

■abstract lounge■


昨今の音楽シーンは様々なジャンルにカテゴライズされていますが、私達はマスメディアが作り上げたジャンルこそが音楽をつまらなくしていると考えます。音楽を作る側にルールは存在しないのに、聴く側がジャンルという枠にはめ込んでしまい、音楽をつまらなくしてしまっている昨今のダンスミュージックシーンに我々はNOを突きつけます。

abstract loungeはありとあらゆるスタイルを様々なビートと共に発信し、独自の世界観を表現するDJ・Artistの交流会です。あたかも映画を見ているような感覚をリスナーに提供する事を目的とし、「抽象的」「叙情的」な表現を軸にドラマティックなサウンドスケープを是非、お楽しみ下さい。

-Residents Navigator-

Dee-S,EMKAY,TZW,COMOLEBI

07/11/03 topics

今回のabstract loungeは約10時間にも及ぶサウンドスケープ!!新進気鋭の若手から東京の週末を彩る実力派DJ達の織り成すgrooveがwebで楽しめる超豪華な一夜になるでしょう♪


07/11/03 Music Navigator

20:30~KTA
22:00~SHIMAMURA
23:30~
Reichel
00:30~MASANORI
02:00~QUE
03:30~EMKAY
05:00~TAKESHI MARUYAMA


Navigator profile(抜粋)

MASANORI

学生時代に手にしたMIXCD"EMMA HOUSE"に衝撃を受け卒業と同時に仙台でDJ活動を開始。約4年の活動後2006年に上京し、同時にプレイスタイルをHOUSEからMINIMAL/TECHNOへとシフト。翌2007年から偶数月・第4木曜開催のMICROSURF@AIRに参加。以後はその活動の場を拡げORgAnza@COLORS STUDIOでのレギュラーを獲得し更なる躍進が期待される新進気鋭の若手DJ/Artistである。

MICROSURFコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=2112502   
代官山AIR
http://www.air-tokyo.com/

ORgAnza&orgarhythmコミュニティ
http://mixi.jp/view_community.pl?id=404477
西麻布COLORS STUDIO
http://colorsstudio.iflyer.jp/venue/


SHIMAMURA

progressive/tech soundが持つgrooveを存分に引き出し、
Deep~Lightな質感にtrippyなspiceを絡めたプレイスタイルで隔月第1月曜開催TRICO@WOMB、毎月第3月曜開催MAGRITTE@YELLOW、隔月第2土曜開催SYNCHRO@WEDGEの夜を彩る。


・QUE

domestic eyewear「ELEBROW」、domestic apparel brand「DIGITAL TRAP」から熱いラブコールを受ける彼は数え切れない程のsuperstar DJとのGIGを果たし、東京のダンスフロアを熱くさせている最もHOTなJapanese DJ/Artistの一人である。これまでSOS(Desyn Masielo、Omid 16B、Demi)、Deep Groove、Behrouz、Stephane K、Clive Henry(Peace Division)、Frederik(Paco & Frederik)、PQM、Ozgur Can、Redanka等のprogressive/west corst tech artistとの豊富なGIG経験を経て2007年には自身のtrack「Que & Oliver Nickel / New Fancination」をひっさげMiami Music Conferenceに参戦、Desyn Masielo主宰のレーベルAlternative Route出身アーティストWiseのTop 3 May Chartにランクインし親交の深いSOSをはじめTom Morgan、Balerick、Nick DK、Somunas Corp等のDJ Wallet指定席を獲得、さらにClub Cargo@KoreaでのDJ Setは多くのクラウドをノックアウトさせる等、今後も話題は尽きないだろう。


・EMKAY

10代の頃に出会ったBlack Musicに感銘を受け、hip hopにのめり込み1996年からDJ活動を開始。middle schoolを中心としたプレイスタイルで都心clubの夜を飾るが、1999年頃からHouse Musicへと傾倒し音楽性をより深める。彼独自の個性とも言えるHouse / Techno / Breakbeats / Jazz等を変化自在に操り、時にはDeepで幻想的な世界観を表現し、また時にはElegantでエロティックな空間を演出し、昨今の無機質過ぎるグルーヴにSoulを吹き込む若きJapanese Samuraiである。


・TAKESHI MARUYAMA
takeshi_maruyama.jpg

近年Undergroundで浸透してきたEuropean taste溢れるDeep HouseからupliftingなTechnoを絶妙なブレンド感覚で陶酔とエネルギッシュなgrooveと縦横無尽のビートを演出しクラウドを恍惚の世界へと導くDigital Turntablist。

また、来る11月15日に代官山AIRで開催される「Balance 10.1 Release party」でLounge Actに抜擢、今後の活躍が更に期待される注目の逸材である。

 

 

JVM.jpg


■Balance 10.1 Release party■


Date:07/11/15(Thu)
Door:¥2500/1D(w/f ¥2000/1D)
Venue:AIR@Daikanyama
Open:22:00~
DJ:Jimmy Van M(www.jimmyvanm.com)
Lounge:Ko Kimura、MUNOZ、Takeshi Maruyama



当日20:30からは下記にアクセス♪

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