音: 2008年1月アーカイブ
実は先週辺りから海外のブログでヒートアップしているコチラの記事を熟読してから僕の手記を読んで頂きたい。我がC-LESのボス、r氏もこの話題に興味津々だ。
事の発端はGU(Grobal Underground)のforumでProton Music(元々大学生が始めたwebラジオサイト、現在はレーベルも運営)のマネージャーJay Epochが書き込んだトピックで現在2チャンネル化(炎上)。多くのコメントはBeatportに否定的な意見。
それもそのはず。今回のこの一方的な通達でBeatport側は一定の「品質管理」を強調するが、裏を返せば今の今まで自分達が運営しているBeatportは本当に「良い曲」を仕分けていなかったと認めているように思える。確かに新興レーベル参入に対して門を広く開けておくのは正論だが、現在の在庫を見る限り多くの楽曲は「クソ」だらけ。Beatportは創立当初、まずどれだけの楽曲数が販売しているのかを強調するために「質」より「量」を優先してきたが、このヒドい考え方、音楽を知らない人間でないと考えないよね。
そしてこのレーベルに対しての一方的な通達。自分達の「品質管理の甘さ」をレーベルの「販売努力の無さ」にすり替えている事が何とも腹立たしい。これだけ違法ダウンロードが蔓延る中、レーベルという括りで一定の売り上げを4半期ごとに達成するのは本当に難しい。このBeatportの新ルールは更なるクソトラックの蔓延にもなりかねないし、更に言えば1作品を大事に、ゆっくりとリリースする優良レーベルは問答無用でBeatport販売網から削除というあまりにも馬鹿げた結末を引き起こすだろう。
ココではっきり言おう。
ふざけんなよ!! Beatport!!
それでは♪
全国Larry Levanファンの皆様こんにちはDee-Sです。
さて今回も一体若年層は読んでいるのかサッパリ分かりませんが、やはりアーカイブ代わりに
是非とも書いておきたい名盤のGarage Classicsをご紹介致します。
4枚目はコレ!!
いやぁ~、もう筆者も何万回聴いたか分かりませんwww
1978年Promo Onlyのアルバム'Full Moon'に収録しているこのChangin'は僕のAll Time Favorite Tuneですよ。Paradise GarageのClose PartyでLarry Levanも当然play。Promo Onlyなだけに巷で出回っている量は本当に少なく12inchもカナダ盤で存在するのですが、筆者は店頭で見た事がありません。因みに一時期ブートも日本で相当数出回った時期もあるので、こちらをお持ちの方が多いのではないでしょうか?筆者はこの曲を初めて聴いた時に恥ずかしながらダンスフロアで感動のあまり泣いてました(苦笑)。あまりにも切なく胸がキュンキュンしてしまう甘いVoと美メロに完全ノックアウト!! 僕はこの素晴らしい曲が理解出来ない女性とは愛情を分かち合う事なんて無理ですwww
それでは♪
さて筆者の私はdisk reviewをする時はanalogのトラックを書いているのですが、downlord onlyのトラックも当然有る訳なので、こちらもご紹介する事に致します。
Steve Lawler自身のレーベルViva Musicの11作目。コチラは当初Rekidsからリリースされる噂も有ったのですが・・・。remixiはLayo & Bushwacka!等が担当しておりますが、当然オリジナルが断然カッコよし。ぶっちゃけアナログでリリースしても良いんじゃない? beatport exclusive!!
こちらは少々old schoolなtranceっぽい感じだけど、恥ずかしいレベルにまで行き過ぎない絶妙の「寸止め」がイイと思います。コチラもbeatport exclusiveで、この記事を執筆段階でチャートを賑わせております♪
日本ではとにかくTrance=ダメみたいな図式になってますが、変な先入観はこういった良質なトラックを見逃してしまうので気をつけましょう。
それでは♪
さて今回は2008年に入ってからあまりリリースがされていないので、2007年12月~2008年1月にかけて筆者の私が「これ、ヤバいんじゃないの?」的なシングルをご紹介致します。
・Ytre Rymden Dansskola / Kjappfotこの曲、2007年の5月に初めて聴いて惚れ込んだ1枚。タイトル曲はFull PuppレーベルオーナーPrins Thomas自らがremix。コズミック・ディスコの気持ち良さがイマイチ分からない方、この曲を聴けば絶対に引き込まれる事でしょう。裏面のMagadragは一転してダークなダブ・トラックながらもクロスオーバーで愛されるイイ感じな雰囲気で◎です♪
・Will Saul / Simple Sounds EP3筆者の私が俄然注目しているArtist、レーベルオーナーでもあるWill Saul過去の作品を旬のアーティストがremixするこのEPも3枚目。ジャケ写も最高にお洒落だし、「Pause」のremixを担当した20/20 SoundSystemが断然品の有る雰囲気に纏まっていてgood!!エロい音が好きな方は是非♪
結局、筆者の私はEP1から全部買わされてました・・・。
アルバムもリリースされて絶好調のPig & Dan。彼らってCocoonから出す時が一番気合が入っているような・・・。この曲も2007年11月からリリース待ってました。独特の空間処理とシンセのラインが筆者のツボ!!最近のCocoonは殆どProgressiveに聴こえるのは筆者だけ?
ヤッベ~!! 超アッパーでカッコいいゴリゴリProg/Minimal !!
というか、まだこの記事を執筆中で日本に入荷してません。最近の日本のレコ屋、マジで入荷遅すぎで待ちきれずにPlastic recordsで購入。Info自体は2007年10月から有ったので、果たして何時出るんだろ?なんて状態だったのですが・・・。Disk1よりこちらのJosh Gabriel remixが断然フロアウケは良さそう♪
片面限定カラーヴァイナルでremixはGuy Gerber。当然、悪いわけが御座いません。完全大箱仕様でグイグイ引っ張り、嵌めていく感じが本当に堪りません。ぶっちゃけ、こういう曲がガンガン出るとロングミックスのオンパレードで展開を作れるので重宝します。
それでは♪
さて、1月17日から1月20日までLAの郊外に位置するAnaheimのAnaheim Convention Centerで世界中の楽器メーカーが集結し最新の製品・技術を発表するNAMMショーが開催。そこで速報レベルですが筆者の私が「コレ、どうよ?」な製品をピックアップ致しました。
サンプリング素材製作大手のEastwestからルックスがおどろおどろしいモーフィング・ソフトシンセForbidden Planetが発表。見た目通りで期待を裏切らない独特のFX、Ambience、Electronicaなサウンドメイクが可能。1000を超える個性的なプリセットも色々なシーンで活用できそう。発売時期は未定だが、リリースされたら筆者も即買いしてしまいそうだ。
※画像をクリックするとDEMOが聴けます♪
CD/DVD読み込みは勿論の事、USBメモリーやHDD等のUSBストレージにも対応。そして同梱のアプリケーション「DJS」をインストール済みのPCと接続すれば左写真のジョグコントローラーでコントロール可能、しかも他社DJソフト「Scratch Live」等もコントロール・ディスク無しで操作可能。市場価格は22万~25万くらい!?詳しくはメーカーのwebをチェック!!
ちょっと分かりにくい写真で申し訳有りません。もうルックスだけで一目惚れのバーチャル・アナログシンセで御座います。超コンパクト28cm×15cmにRAM/ROM合計1024プリセット、最大同時発音数10~50音、そしてAccessらしいアクの強い音色と強烈に効くフィルターで独特のサウンドメイクが可能。Live/Studioで大活躍しそう。詳しくはメーカーのwebをチェック!!
※DEMO曲も2曲アップロードされております。
それでは♪
さて、連載記事として不定期で始まったbalearic classicsシリーズも第6回。主にUKヒットとなったBig tune、Underground hit、個人的な思い入れも交えながらご紹介したいと思います。
30代クラバーなら誰でも知ってる94年名作中の名作。Italian Piano Houseのド定番アイテムです。ここ日本でも入荷後アッと言う間にレコ屋から姿を消し、何度再入荷しても速攻完売するという異常なまでのセールスを記録したアイテム。実はあまり日本では知られていませんが、当時Sashaが超ヘビーローテーションでplayし、UKでもメガヒットを記録したんですよ~。日本のSashaファンは恐らく98年~00年に入ってからの音で彼の存在を知った方が大多数を占めると思うので意外かと思いますが90年代初期から95年辺りのSashaは結構piano多めなplayだったんですよ!嘘だと思うならどっかのサイトにDJ Setが落ちてますので参考にしてみては如何でしょうか?
こちらは30代中盤~(失礼!)のハードコア・レイヴァーの皆様には馴染みのトラック。筆者も当時耳にタコが出来るほどフロアで聴きましたし、レコードの溝が擦り切れる程(爆)聴きまして・・・。因みに91年から92年辺りのItalia DFC Crew(マフィアwww)の作品は殆どRave Classicsになっておりますので、中古市場で見かけたら視聴してみてください。一時期、日本ではゴミ同然の値段で売っていたんですが、何故か最近見かけなくなりました。
この作品はトランシーなアコーディオンのシーケンスに怪しげな♂voiceでミニマルに攻める感じが当時ハードコアな筆者は夢中になって踊り狂ったモンです。あの頃はホントに若かったなぁ~。こちらもSasha Classicsで御座います。
ま、日本でこの曲はGarageファンなら当然耳にしている事でしょう。割とミッドテンポな感じで激エロなSaxが印象的な91年を代表するJazzy House Track。恐らく日本では中古市場にゴミみたいな値段で腐るほど出回っている筈なのですが・・・。実はUKでは高値で取引されるレアアイテムなんです。(基本的にUKの中古市場はItalia物が一番珍重されます)
こちらは発売前からFrankie Knucklesがスピンして超話題になり、当時週4回は渋谷のレコ屋を漁っていた筆者も半ば興奮気味で買ったっけ。日本では当時House=NYみたいな図式が何故か暗黙の了解だったんだけど個人的には初期IRMAの作品とかこの曲辺りは今でも大好き。つーか僕も年取ったなぁ・・・。この曲がリリースされてから既に17年経ってるwww
今回はそれぞれ個性的なイタ物を中心にお届けいたしました。それでは次回もお楽しみに♪
皆様こんにちは。Dee-Sです。
とうとう、ダンスミュージック・デジタルダウンロード販売でしのぎを削ってきたBeatportが王手をかけた。ついに1月16日に日本語表示されるようになりました!!
これでデジタルダウンロード販売はBeatportが頭ひとつ抜きん出た感じだろう。
最近、日本でもダウンロード販売をしているサイトが数多く出てきたが、このバージョンアップで大打撃になることは間違いなさそうだ。生き残りをかけるには多分、下記の販売方法で勝負するしかないでしょう。
1.銀行振り込みでCDに焼いて販売
2.CDに焼いて佐川急便、ヤマト運輸等の代引
3.Beatportよりも安値で販売(ほぼ無理でしょう)
というのも、殆どのダウンロード販売サイトはクレジットカード決済が主流だ。多くの日本人は海外サイトでのクレジットカード使用に抵抗がある為(少なからず中年層は抵抗があるでしょう)、現金取引での販売に力を入れない限り、この競争での生き残りは不可能かと思います。
さあ、どうする日本!!
それでは♪
【追記】
【c-les topics】本当に音楽を買ってますか?の答えはこれで明らかになったかな?
・日本のアナログ派DJはalexa toolbarインストール率が高い。
・日本のデジタル派DJはalexa toolbarインストール率が低い。
これである程度の説明がつきますね。
D'n'B界のスーパースター、GrooveriderがDJ gigの為ドバイに。その際Gulf state's international airportで荷物検査をしたところDJ BagにポルノDVDとマリファナが入っているのを税関職員に発見され逮捕されたと英Sunday Mirrorが報じた。
ペルシャ湾岸諸国ではポルノ、ドラッグの規制が大変厳しく最低4年の実刑から死刑、また国外追放という刑が科せられるとの事。もうじきこの件で彼は法廷に立ち今後の運命が決まる。
なおBBCではこの件に関しては「法的な問題なのでコメント出来ない」としている。
という内容は各webでも皆様はご覧になられたと思うので、ココからがc-les topicsの所感という事で話題に入ろうと思います。
■何故、ポルノDVDがDJ gigの荷物に入っていたか?■
筆者の私もDJ遠征の際には必要最小限の荷物にまとめ、現地調達可能なものは極力自宅から持っていかない(例えば宿泊の際の下着、着替え等)のが「普通」だと思います。多分、worldwideで活躍されているSuperstar DJなら尚更の事。では何故Dubaiにわざわざ持ち込んだのか?よっぽどお気に入りの「Big Tune!!」だったのでしょうね(笑)何といっても「Hardcore Porno DVD」と敢えて報じられていますから・・・。
■マリファナ所持について■
恐らくコチラは当の本人は全く罪の意識は無かったでしょう。所持していた量はジョイント何本ってレベルだから「いやぁ~ゴメンゴメン。ついつい、いつもの習慣が抜けなくってね~」という感じでしょう。本国UKでは個人レベルでの少量所持は大体目をつぶってくれる(というかイギリスの警察はこんな日常茶飯事につきあう程、暇ではないし寛容)ので。とは言ってもGrooveriderは40歳。いくら毎日の習慣とは言えそろそろ一般的な物事の善悪は認識しておいた方が良い年齢だし、最悪マリファナ吸うのは本国だけにしておいた方が良いんじゃない?別にNORML(The National Organization for the Marijuana)の普及活動をしている訳ではないんだから・・・。
※日本では立派な犯罪です。c-lesでは麻薬所持・使用を一切推奨致しません。
「ダメ。ゼッタイ。」ですよ!!
それでは♪
さて、【c-lesアーカイブス】で第8回まではChicagoから派生したhouse musicがどのように進化し、世界中に浸透していったのかをざっと紹介致しましたが、house musicのみでココまでworldwideに浸透したわけでは御座いません。今回取り上げるDetroit technoの存在があったからこそシナジー効果を生み出したと言っても過言ではないでしょう。
Detroit technoは日本でもフリークが多いのでココで改めて紹介するのは如何なものかと思いますが、全くDetroit Technoについてご存知無い方もおられるかと思いますので、サラッとご紹介。West DetroitのBelleville High School 1985年卒業生のこの3人によってDetroit technoは誕生した。因みにUnderground Resistance(Jeff Mills、Mad Mike、Robert Hood)、Carl Craig、Octave Oneは第2世代になります。
1986年にTransmatレーベルを設立。Rhythm Is Rhythm、Mayday名義のプロジェクトで活動を開始し、20年以上経っても未だカバーされ続ける不朽の名作、87年発表の「Strings Of Life」を大ヒットさせ、現在のヨーロッパ・ダンスミュージックシーンに多大な影響をもたらす。
その後、Transmatの運営をしながら楽曲製作をするも本人のアーティスト活動は90年にリリースした「The Beginning」を最後に、Transmatレーベルの方はJoey Beltramが発表した「Energy Flash」を最後に彼は一時期行方不明になってしまう。この時、彼はスタジオに篭ったまま出れなくなっていたらしく、どうしても新曲を作れなかったと後に語っている。
92年にTransmatレーベルを再開しremix workではClassic入りを果たしている「Sueno Latino / Sueno Latino」や00年「DJ Rolando / Jaguar」でその存在感をリスナーにアピールした。
Juan Atkins 1985年にMetroplexレーベルを設立。Model 500名義「No UFO's」はDetroit Techno初の作品として、その後のシーンに多大な影響を与える。その後86年には学友Derrick Mayとのコラボレート、X-RAY名義で「Let's Go」をTransmatからリリース。04年の「Model 500 / Outer Space」から久しくMetroplexでの作品を見ていないが、他のレーベルからもキチンと作品を出しており、直近でのリリースは独Tresorから05年にalbum「The Belrin Session」を発表。 そしてDetroit Technoと呼ばれる前に彼はCybotron名義で82年から楽曲製作をしている(当時中学生~高校生?)。OldSchool Hip Hopフリークには馴染みの深い「Clear」、「Cosmic Cars」、「The Line」、「Techno City」と言えばピンと来るかな? 特に「Clear」はJuno.co.ukの企画で2007年に再発されているので是非ともチェックして頂きたい。 ![]()
Kevin Saunderson
実は彼だけがNY生まれ。Detroit Techno第1世代では最も商業的に成功し続けたのではないでしょうか?1987年にKMSレーベルを設立、Reese、Inner City名義で活動。特にInner Cityは「Big Fun」は世界的大ヒットを記録、その後も「Good Life」、「Ain't Nobody Better」、「Do You Love What You Feel」、「Hallelujah」、「Pennies From Heaven」等、中年クラバー(失礼!!)には馴染みの深いナンバーばかりですよね?
実は私、Inner Cityの初来日の際に彼らのライブをお手伝いをしており(外タレのお手伝い初仕事でした)、今でも非常に印象深い思い出となっております。
そういえば最近、久しぶりに本人名義でリリースしてましたね。中年オヤジの筆者もちょっと嬉しくなりました。remixでもSimian Mobile Disco「Hustler」が激シブな感じで現在クラブヒット中!オヤジパワー健在。
そもそも、Detroit technoは本国アメリカでは当時全くと言って良いほど注目されませんでした。と言うよりダンスミュージックというカテゴリにも入らなかったというのだから本当に「アングラ」音楽だったのですね。ま、このDetroit Technoはヨーロッパの超マニアによって発掘され日の目を見る事になったのだが、このDetroit technoの仕掛け人はUKのレーベルKool KatオーナーのNeil Rushtonと言われている。笑える事に当のNeil Rushtonは元々Northan SoulのDJ(笑)でTechnoとは全く関わりが無い、単なる超マニアでビジネスチャンスだと踏んだのでしょう。その思惑は見事に当たり、87年のAcid House MovementからSecond Summer Of Loveの時期にピッタリ嵌りDetroit TechnoはUKで大絶賛。その後はヨーロッパ各地に飛び火し現在に至るという訳だ。
このDetroit technoはDerrick May曰く、「P-Funkをルーツに持ち、KraftworkやGeorge Clintonに触発された音楽だ」と語っている。所謂Chicagoから派生したHouseはディスコをルーツとしており、一緒にしてもらいたくないとも言っている。確かにDetroit第1世代の3人は自らを「Obsessive fun of kraftwerk」と学生時代に名乗っていたらしい。この発言からかChicago出身のアーティストとDetroit出身のアーティストは当時あまり仲がよろしくなかったかも知れませんね。
また、Detroit technoを記事として書こうとして資料を集めようとすると何故か哲学めいた記述や啓蒙が多い。その理由にこの3人が影響を受けた一冊の本が有るのでココで紹介しよう。
Juan Atkinsが大学でRichard Davisと名乗るベトナム人に「テクノの哲学書」として受け取った本が上記の「第3の波」である。この本を後にDerrick MayとKevin Saundersonにも紹介したという。この「第3の波」の内容は是非、入手して一読して貰いたいのだが、少しこの場で掻い摘む程度に紹介すると下記のような感じ。
第1の波→農業革命期
第2の波→産業革命期
第3の波→コンピュータ登場後の産業革命期(脱産業社会)
当時彼らは第3の波を自分達が創造する音楽、つまりはDetroit technoをシンクロさせて考えていたのだと。第3の波は脱産業社会という着眼点も80年代初期には有ったから驚きだ。
今回はDetroit第1世代を中心にご紹介致しましたが、その後のDetroitは少し先に紹介する事とし、次回は忘れてはならないNYでのHouse musicに焦点を当ててみましょう。
それでは♪
皆様こんにちは。Dee-Sです。今回は少しダークサイドなお話を。
2007年に大型インディペンデント・ディストリビューターがUKで2社(Amato、IntergrooveUK)の倒産は当サイトでもご紹介の通り。しかし、アナログ衰退で思わぬ団体が困るのです。
その団体とは・・・「マフィア」です。
ダンスミュージックを20年以上聴いている方は何を今更・・・なんて思うでしょう。しかしながら10年未満のリスナーは「マジ!?」というお話になるでしょう。70年代後期から実はアナログはマフィアの資金洗浄の「道具」として長年用いられていたのです。例を挙げるとUSでは初期ChicagoのレーベルではTrax、Dance Mania、Releaf、DetroitはTransmat、Metroplex等が挙げられる。ココで記載したレーベルの在庫は寂びれた倉庫に大量保管してあるし、管理もマフィア。たまに日本でも一定の時期に再入荷をするのだが、日本にドッと入荷した時は何らかの資金洗浄が行われているのだ。実はこの管理している倉庫は筆者の私も実際に20代前半に見せてもらった(その昔、とあるレコ屋に頼まれて買い付けを手伝った事があるので)が、本当にビックリした。
そして、一番マフィアが資金洗浄でレーベル運営にも関わったのであまりにも有名なのがItaly。80年代後期から90年代初期にかけてリリースされたItaly盤の殆どはマフィアが関与している。実際、筆者もItalyのレーベル数社を視察したところ、集合住宅の部屋番号違いで複数のレーベルが入居し、不審に思った筆者が詳細を尋ねたら図星。何と同一の経営者でマフィアだったのだ。特にItalyは「廃盤」制度が無いので、資金洗浄したいタイミングでプレスすれば良いから、マフィアにとっては「廃盤」の無いItalyは資金洗浄がやりたい放題だったのだ。
ダウンロード売り上げが急上昇するとアナログの「在庫コントロール」や「再プレス」による資金洗浄が事実上不可能となる。音楽市場の健全化としては非常に良い方向に向かっている反面、名盤の再発が今後は難しくなるだろう。
それでは♪
今回もガッチリ紹介します。一つお付き合いの程よろしくお願いいたしますね♪
3枚目はコレ!!
超個人的意見で大変申し訳ないのですが、Larry LevanのBest remix workでは無いでしょうか?本作は10分にも及ぶlong editで展開もメチャクチャ派手、Jocelyn Brownの力強いVocalが冴え渡り当時のダンスフロアもこの曲がかかったら皆が手上げて喜んだり、オカマちゃん同士が熱いHugを交わしたんだろうなぁ・・・と情景が浮かんでしまうのは筆者だけでしょうか?
ドラマティックで壮大なオーケストラとディスコ・サウンドの見事なまでの融合、この曲こそがsalsoulを代表する名曲中の名曲。僕がガキンチョの頃、オリジナル盤があまりの高値で本当にゲンナリしてましたけど再発も出回りお求め安くなりましたので、この機会にお手持ちのブートレグ(笑)からリフレッシュしてみては如何でしょう?
次回をお楽しみに♪
皆様こんにちはDee-Sです。
実は以前から気になっていた事。最近、日本を含め世界中のDJ達がアナログからCDへ移行しているのは周知の事実。でも筆者の私が特に日本のDJ諸君達にこの場を借りて質問。
「本当にdownloadで音楽を買っているの?」
筆者の私はよく現場でDJを紹介されるのだが、約90%以上のDJがCDJを現場で使用している。そして必ず「大体何処で買っているの?」と聞くとbeatport.com、djdownload.com、juno.co.ukという回答。筆者もかなりの頻度でこの3ショップを閲覧しているので非常に納得出来る回答なのだが、某partyで某DJが向こうのラジオでPlayされたものの権利関係で揉めて結局お蔵入りした曲をplay(恐らくラジオのDJ Mixをwavelabやpeak辺りで波形編集)していたのをキッカケに「本当にdownloadで音楽を買っているの?」という疑いを持ち始めたのだ。
そこで、web上で「使えない」と酷評されているがある程度の統計を取るのには手っ取り早いalexaを使用し、shopのページビューとトラフィックデータを見てみたら驚愕の結果が弾き出された。
青色→juno
赤色→beatport
黄色→djdownload
緑色→cisco
黒色→technique
※2007年1月1日から2008年1月4日までのページビューとトラフィックデータをグラフ化したもの。但しこのグラフ=売り上げとは必ずしも言い切れませんので予めご了承下さい。
このグラフでは利用者層が全く判別出来ませんが、alexaでは利用者のうちどれだけの割合でどこの国からのアクセスが有ったのかを表示可能なので、以下に纏めてみました。(cisco、techniqueはmp3販売を2008年1月現在行っていないので参考数値として掲載致しました)
■Juno.co.uk■
新年あけましておめでとう御座います。Dee-Sで御座います。本年も宜しくお願い致します。
さて、新春一発目の記事は毎年元旦発表のBBC Radio1 Essential Mix of the year。残念ながら私の予想はハズレてしまい非常に残念な正月でしたが2007年の受賞はこの企画がスタートしてから始まって以来の快挙。4つ打ちではないアーティストが選ばれました。そのアーティストとは2007/10/07に登場したHigh Contrast。D'n'B界の重鎮Goldieをおさえて堂々の受賞。おめでとう御座います♪

今週一杯は下記リンクで聴く事が出来ますので、是非お楽しみ下さい。
↓
Essential Mix of the year 2007
08年のDrumatrixx Magも筆者が感じるままに書かせていこうかと思っております。ストリートで起きていること、メディアが書かないネタを中心に拾い集め、また才能あるJapanese DJ/Artistをピックアップしたり、気が向いたらdisc reviewしたりと自由気ままではありますが宜しくお願い致します♪
ではでは♪