2007年12月アーカイブ

寒い夜にクリスマスの飾り付けより「綿」の使い方を考える

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少し前の話となってしまうが下の写真の「綿」を買った。シンサレートと言って、非常に繊維が細かく保温性の高い綿である。

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季節柄だがクリスマスツリーに雪の飾りつけとして使用するとか、サンタのコスプレ様の髭にするとか、そういうかわいげのある使用は考えていない。この綿は、ユザワヤなどでも売っているのであろうが、僕は秋葉原のオーディオアクセサリー店で買ってきた。本来の用途としては、スピーカーのエンクロージャー(BOXのこと)の内部に低音の吸収材として使用するもの。エンクロージャーには、この綿やフェルトが詰められていないと内部に響く低音で余計な共振を起こしてしまうので、それを防ぐためのものである。素材は、綿、ウール、フェルトや、クリプトンから販売されているミスティックホワイトなどがある。

本来の用途としては前述の通りなのだが、僕は、この綿をプレーヤーと、アンプのしたの空間にひき詰めるために買ってみた。

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写真はアンプの下に綿を詰めてみたもの。スパイクとスパイク受けのために使用しているクリプトンのインシュレーターによって、アンプ(CECのAMP5300)の下には綿を詰めるに十分な空間がある。同じようにプレーヤー(DENONのDCD-1500AE)の下にもひいてみる。

結果、スピーカーから出てくる音にクリアさが増した。劇的な変化とは言わないが、シッカリと変化が聞き取れるレベル。これはアンプやプレーヤーの下の空間に、スピーカーからの低音が響いてしまうのを抑えているのが目的だったのだが、効果は十分にあったと感じる。低音の響きはアンプ、プレーヤーを微弱でも振動させて音に濁りを与えてしまうもの。今回は1,000円くらいの綿だけでその問題をクリアにしてみた。

少し澄んだ音となったところでクリスマスシーズンにふさわしい曲を聴いて見る事に。ソプラノ歌手:森麻季さんのSACDアルバム「ピエ・イエス〜祈りを込めて Pie Jesu Sacred Arias」から「モーツァルト:ハ短調ミサ曲より Mozart: C minor Mass, K.427」「 聖霊によって処女マリアより御体を受け Et incarnatus est」を聴いてみた。張りつめる素敵な声。まるで冬の夜の凛とした空気を思わせる。僕にとってはツリーを飾るより満足の「綿」の使い道だった。

12月1日

今日はauの07年秋冬モデルの新作から、INFOBAR2が発売された。この秋冬の中では注目の機種と称され、様々なメディアに発売前から露出されている機種だ。INFOBAR2の詳細はそれら専門メディアに譲るとして、ここでは少しだけ僕なりに思うところを書きたいと思う。

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左:「INFOBAR2専用の袋」特別なポジションでデザイ携帯をうたうからには、この様な「チョットした」おまけが必要だとおもう。

右:パッケージ  これは普通だ。

さて、「2」を手さげのデザインに施された袋から箱を出し、早速本体をみてみる。

何を買っても、「箱から出す瞬間」が買い物中毒者である僕にとって一番の楽しみ。

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薄く、サイドから観ても美しい曲線の筺体。ディスプレイ部分はもちろんの事、ボタン部分に至るまでそのコンセプトとなる「口の中で溶かした飴」のような柔らかな曲線となっている。実はボタン部分でこの曲線を出すのは非常に難しいはずだ。なぜなら、角度、ボタン間の隙間のピッチ、塗装の色むら(塗装の厚み)…様々な困難な問題を解決しなければならない。INFOBARは初代に引き続き、デザイナーが深澤直人氏となる。そしてハードを作っているのが三洋電機なのだが、きっと三洋の技術者は深澤氏にOKをもらったモックデザインを見て、絶望的な思いに駆られたことだろう。先のボタンの話だけではなく、筺体が曲線であるという事がもたらす困難は、端の部分にパーツが実装できないということでもある。つまり端が落ちているので、そこにはパーツを実装するに必要な厚みがないのだ。そのために、このINFOBAR2は一回り小さい携帯と同じ実装容積しか得ていないと考えてほしい。そんな厳しい実装条件の中、基盤、チップ(felicaのチップや、ワンセグチップなど)、有機ELパネル、バッテリー、ワンセグ用/通話用のアンテナ…などの様々部品を収めなければならない。初代のころと違って、ディスプレイは大型化し、felica、ワンセグなどの機能が追加され、それにもかかわらず、実装容積を下げなければならない。このデザインはそういう技術的難題を技術者に解決を求めている。このINFOBAR2、カタログで見るスペックには特に目新しい機能はないであろう。言ってしまえば、「押さえるところは押さえた」というくらいの機能かもしれない(本当は有機EL、ワンセグ視聴機能の部分で特筆すべき点があるのだが、これは別途書いてみたい)。しかしながら、このデザインを実現したという事実が、高い技術力と、今だからこそ製造出来たプロダクトなのだ。

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その他同梱品

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ワンセグ視聴のし易さを考えたクレードルスタンド。そして、ワンセグのアンテナを兼ねる専用のイヤホンなど。

さすがにプロトの時に見せていた大型スピーカー内蔵のクレードルは実現しなかった(倍以上の値段になってしまうだろうし)。

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僕が今回この携帯を買ったのは、そのデザインを実現した素晴らしい技術的バックボーンに惚れたからである。もちろん深澤直人氏のデザインも「買い」の要因ではあるが、それ以上に三洋電気の底力に惚れた。

デジタルディバイスというのは、そういう魅力があり、触れた時に喜びを与えてくれる。

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