12月1日
今日はauの07年秋冬モデルの新作から、INFOBAR2が発売された。この秋冬の中では注目の機種と称され、様々なメディアに発売前から露出されている機種だ。INFOBAR2の詳細はそれら専門メディアに譲るとして、ここでは少しだけ僕なりに思うところを書きたいと思う。
左:「INFOBAR2専用の袋」特別なポジションでデザイ携帯をうたうからには、この様な「チョットした」おまけが必要だとおもう。
右:パッケージ これは普通だ。
さて、「2」を手さげのデザインに施された袋から箱を出し、早速本体をみてみる。
何を買っても、「箱から出す瞬間」が買い物中毒者である僕にとって一番の楽しみ。
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薄く、サイドから観ても美しい曲線の筺体。ディスプレイ部分はもちろんの事、ボタン部分に至るまでそのコンセプトとなる「口の中で溶かした飴」のような柔らかな曲線となっている。実はボタン部分でこの曲線を出すのは非常に難しいはずだ。なぜなら、角度、ボタン間の隙間のピッチ、塗装の色むら(塗装の厚み)…様々な困難な問題を解決しなければならない。INFOBARは初代に引き続き、デザイナーが深澤直人氏となる。そしてハードを作っているのが三洋電機なのだが、きっと三洋の技術者は深澤氏にOKをもらったモックデザインを見て、絶望的な思いに駆られたことだろう。先のボタンの話だけではなく、筺体が曲線であるという事がもたらす困難は、端の部分にパーツが実装できないということでもある。つまり端が落ちているので、そこにはパーツを実装するに必要な厚みがないのだ。そのために、このINFOBAR2は一回り小さい携帯と同じ実装容積しか得ていないと考えてほしい。そんな厳しい実装条件の中、基盤、チップ(felicaのチップや、ワンセグチップなど)、有機ELパネル、バッテリー、ワンセグ用/通話用のアンテナ…などの様々部品を収めなければならない。初代のころと違って、ディスプレイは大型化し、felica、ワンセグなどの機能が追加され、それにもかかわらず、実装容積を下げなければならない。このデザインはそういう技術的難題を技術者に解決を求めている。このINFOBAR2、カタログで見るスペックには特に目新しい機能はないであろう。言ってしまえば、「押さえるところは押さえた」というくらいの機能かもしれない(本当は有機EL、ワンセグ視聴機能の部分で特筆すべき点があるのだが、これは別途書いてみたい)。しかしながら、このデザインを実現したという事実が、高い技術力と、今だからこそ製造出来たプロダクトなのだ。
その他同梱品
ワンセグ視聴のし易さを考えたクレードルスタンド。そして、ワンセグのアンテナを兼ねる専用のイヤホンなど。
さすがにプロトの時に見せていた大型スピーカー内蔵のクレードルは実現しなかった(倍以上の値段になってしまうだろうし)。
僕が今回この携帯を買ったのは、そのデザインを実現した素晴らしい技術的バックボーンに惚れたからである。もちろん深澤直人氏のデザインも「買い」の要因ではあるが、それ以上に三洋電気の底力に惚れた。
デジタルディバイスというのは、そういう魅力があり、触れた時に喜びを与えてくれる。
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